
目次
区分[21]の定義
生命の素となる分子は無駄なく有効に配分され、異なる機能を持つ様々な身体器官となり一つの身体を形成している。
身体器官のそれぞれが持つ機能は固有の役割を果たすためにある。
その役割分担は外環境に適応する目的のものと、体内の健康状態を保つ目的のもの(内臓器官)と大きく2つに分かれる。その外側の器官の有り様を示すのがこの肉体的環境(E)の外的環境の区分[21]だ。
該当する学問分野は感覚器の働き、筋肉などの運動器官の働きに着目した医学の外科学の系統が近いと思う。(2022/11/22)
関連する学問分野
肉体的環境の外的環境の要素を示す区分[21]は、身体を構成する器官で内部の状態を保つための内臓と外部環境に適応するための感覚器・運動器官のうち外部を示す。
身体の構造と区分を明らかにする学問分野としては解剖学が挙げられる。
[wikiより「解剖学」は、広い意味で生物体の正常な形態と構造を研究する分野である]
(2022/11/27)
手と目の働きから
人は突出した長所である環境認知の能力を用いて、始めは些細な行動から少しずつ環境に働きかけ、その影響を積み重ねてきた。
環境に働きかけて起きた変化を詳細に認知できるため、更にその状態の上に意図的な変化の作用を積み重ねることができる。そのため、認知可能な範囲であれば際限なく環境に働きかけることができるとも言える。
もちろん手先の力の強さや道具の制限によって思い通りに働きかけることは出来なくても、働きかけて与えた影響を認知することは原初の人類から持ち合わせた特徴だった。
人は環境にある様々な要素を認知して、それらに働きかけ影響を及ぼして小さな変化を積み重ねてきた。その結果として巨大な文明が築かれたのだ。(2020/7/23)
関連する項目
[21]に関連のある42区分を以下に示す。
・⇦22 身体を通じた心理作用
・⇧20 身体形成の設計図(遺伝子)
[21]に関連のある用語について述べたページを以下に示す。
・肉体環境(E)
・外的環境
考え方全体の枠組みについて最初から述べたページを以下に示す。
・4つの流れ理論
