主体を知りたい人へ

人が知りたいと望むこと やりたいと望むことを一望する視野を通じて

トップページ目次

さいしょに

当サイトは個人が自分自身の主体について考えるための視点を紹介しています
(紹介する視点の魅力についてはこちら

主体とは分かりやすく言えば個人の欲や感情や意志の素のことです。
この主体に関わる重要な概念として「ありのままの人の生」があります。
この主体と「ありのままの人の生」の違いとは何でしょうか?
ありのままの人の生とは感情や意志を取り除いた冷たく正確な視点で眺めた人の生のことです。
主体とは「ありのままの人の生」を眺める私たちそのものです。
この2つの概念のうち観測しやすいのは最も身近に思える主体の方ではなく、
「ありのままの人の生」の方です。

この「ありのままの人の生」とは
個人が主観的に「感じたままの様子」か、カメラや映像で記録できる「見た目そのままの姿」か、生物としての身体を構成要素に分解して自然現象の一部として捉えた「物質的な姿」を意味するのでしょうか。
どれも正しいように思えます。
これら3様の「ありのまま」の姿を同一の文脈で記述するのは難しいですが
実現するための大胆な試みを当サイトのご紹介を兼ねて3つの動画で表してみました。

(主観上の今を中心に)

(物理上の現在の視点から)

(宇宙の視点から)

動画では「ありのままの人の生」のあり方を、筆者独自の視点である「四つの流れ」に基づき示した図が時間に伴い変化する様子が示されています。
動画は3つとも全て、同じ図が同じ変化をする様子を映していますが、ただ一つ視点だけが異なります。それが上述の「ありのまま」を示す3つの視野です。主観的に感じたままか、見たままか、自然のままかという違いです。

「四つの流れ」とは筆者が人の生を知ろうと思索を重ねてたどり着いた考え方、原理のようなものです。この考え方は一部は物理学に相当する内容でもありますが、物理法則も数式も用いない点と研究対象が人の生である点で大きく異なります。どちらかと言えば人文系の考察態度で組み上げた考え方です。
それでも原理らしきものが出来上がったので、その考え方に基づいて人の生のあり方を再現してみたのがこの動画です。動画は実験的なものですが感覚的に伝わるものがあると考えて最初に紹介しました。

当サイトの主な内容はこの原理らしきもの、「四つの流れ」(=本論)に関する説明と考察です。この視点により「ありのままの人の生」を明らかにすることを通じて、唯一観測不能な要素である「純粋な主体」を浮き彫りにすることが目的になります。
但し、当サイトにおいて「純粋な主体」そのものは不明であると結論づけています。
それでも本論を通して浮き彫りにすることでしか観測できない「それ」に思いを馳せて得るものがあるか?という問いかけなのです。

初めて当サイトを訪れた方へ

ここまで「四つの流れ」という考え方について詳細を説明しないまま早くも核心に触れています。そのため不明なことや疑問が多く浮かぶことでしょう。
そこで、ここから本格的に四つの流れについて説明を始める前に

「四つの流れ」の理解を助ける図と解説をご用意しました。
ここから

ご挨拶のさいごに

当サイトの内容は学術論文の執筆過程のように厳密な検証を経たものではありません。
一個人である筆者が思索した内容を公開したものです。今後も不十分と感じたところや思い付いたことを随時書き加えてゆくつもりですので、どうか温かい目で見て頂ければと思います。

そして、当サイトを訪れた方がご自身の得意とする見方によって色々な解釈をしていただき、ご意見やご感想など頂ければ尚嬉しいです。
というのも、本論は大分広い視野をとった内容であるため、不確かな箇所だらけであり、多くのご意見や見解によって修正や補足を経て発展する叩き台となることを望んで公開したものだからです。
こうした大仰な望みとは別に、筆者の基本的な態度は知的な探求を楽しむことに変わりはありませんので、拙い内容ですが訪れた方に面白いと思って頂ければ幸いです。

四つの流れ 本論

訪れた方がどんな風に「四つの流れ」に触れたいかを考え、想定されるご要望に合わせて3つの入り口を用意しました。
基本的に内容は共通するものですが、少しでも理解しやすいように取り掛かりだけバリエーションを作りました。

はじめての方へ

「四つの流れ」にはじめて触れる方へ

本論の一通りの要素を分かりやすい言葉で短くまとめた文と、構成要素を最もシンプルにまとめた図を参照できます。

詳しく全容を知りたい方へ

「四つの流れ」メインコンテンツ

本論の構成要素の関係を一覧できる概要図を見ながら、全容を詳しく参照できる本サイトの中心となるページです。

興味がある分野から見たい方へ

図書分類と本論の42区分の対応表

情報探索の代表的カテゴリー分けの一つである図書分類表から本論の内容に触れていただく為の対応表を用意しました。