図書分類と42区分の対応表


本表の図書分類法はNDC(日本十進分類法)に基づく

目次

一般の図書館や大型書店などに見られる分類法

普段インターネットや図書館や書店で自分が知りたいこと、興味のあること、専門的なことについて調べる場合に何を基準とするだろうか。大まかなカテゴリー分けを目安にすると思う。
以下に知識分野の代表的な分類法の一つとして、図書館の本の並べ方に採用されている図書分類法であるNDC(日本十進分類法)を示す。(内容はwikiを参照)

  • 0 総記(情報学、図書館、図書、百科事典、一般論文集、逐次刊行物、団体、ジャーナリズム、叢書)
  • 1 哲学(哲学、心理学、倫理学、宗教)
  • 2 歴史(歴史、伝記、地理)
  • 3 社会科学(政治、法律、経済、統計、社会、教育、風俗習慣、国防)
  • 4 自然科学(数学、理学、医学)
  • 5 技術(工学、工業、家政学)
  • 6 産業(農林水産業、商業、運輸、通信)
  • 7 芸術(美術、音楽、演劇、スポーツ、諸芸、娯楽)
  • 8 言語
  • 9 文学

当ページは10の図書分類に対応させた本論の42の区分を興味のある所から読めるような構成になっている。
まずは上のリストから、自身の知りたいこと、興味のあること、得意なことがどの類に該当するかを確認して、それが本論でどのように述べられているかに触れて欲しい。

ただし、本論は新たな図書分類法を提示することを目的としたものではない。
読んだ後に抱く感想はおそらく専門性が低い、拙い内容だといったものになると思う。事実として、本論は筆者が大学で4年興味のある分野だけを学んだ知識を元に書いたものに過ぎないため、返す言葉もない。
しかし少しでも本論に興味が持てたなら、理論全体のさわりを示す簡易図の内容を見て頂けたらと思う。
その後は理論の概要図から全容を示した内容まで読み進めて欲しい。

当ページの内容・注意

当ページは図書分類法の10区分と4つの流れ理論の42区分の対応関係を示すものだ。
ただし、42区分という新たな視点で図書館で調べものをする時のように、訪問者が知りたいこと、興味があること、得意なことに到達できるというような万能の地図ではない。

分かるのは、訪問者の「知りたいこと、興味のあること、得意なこと」が本論の体系の中でどこに位置付けられるかを知ることだけである。
このような独自基準で物事の意味づけをすることは占いにおいても見られるやり方だ。本論もそのように見られるかも知れないが決してそのような意図で著したものではない。

当ページは、訪問者が知りたいことに対する本論の意味づけを示すことで、理解を深めるための視点の一つとして用意したものだ。
よって、関連する学問分野は示されているが内容は専門的なものではない。そのような期待には応えられないので予めご了承いただきたい。

それでは早速、図書分類の各区分と本論の42区分の対応づけをしていこう。

図書分類法と42区分への対応関係

◉[哲学]は本論において「現実」を知るための知識分野として捉えている。この現実に関する要素を7つに区分して示す。自身の求める内容に近いと感じた項目から読んで欲しい。

・⇧5 宇宙と地球
・⇧10 地球と命
・⇧15 生命と人
・⇧20 人を構成するもの
・⇧25 人の身体の働き
・⇧30 人間について
・⇧35 心について

◉[自然科学]は本論において「未来」を知るための知識分野として捉えている。この未来に関する要素を7つに区分した上で、それぞれを未来の因子と未来の現象という要素に分ける。自身の求める内容に近いと感じた項目から読んで欲しい。

[未来の因子]
・[1] 宇宙
・[6] 地球
・[11] 生物
・[16] 物質
・[21] 身体
・[26] 認知
・[31] 

[未来の現象]
・⇦2 宇宙における惑星の成立過程
・⇦7 生物の生息環境の成立
・⇦12 生態系の生物の営み
・⇦17 原子と分子の働き
・⇦22 身体で受容する環境条件
・⇦27 周囲環境の認知
・⇦32 人の生存と繁殖に関わる生態

◉[文学・言語・芸術・技術・歴史]は本論において「過去」を知るための知識分野として捉えている。この過去に関する要素を7つに区分した上で、それぞれを過去の出来事と過去の状態という要素に分ける。自身の求める内容に近いと感じた項目から読んで欲しい。

[(過去の)出来事]
・⇨3 地球の誕生から成立へ
・⇨8 生息環境の物質的条件の利用
・⇨13 人の生きるための営み
・⇨18 個人の身体と周囲の事象の関わり
・⇨23 個人の身体運動の発現
・⇨28 個人の行動意志
・⇨33 個人の望み

[(過去の)状態]
・(4) 地球の構造
・(9) 人の生活圏における物質的条件のあり方
・(14) 個人を含む人の集団と食料
・(19) 人の身体を形成する物質
・(24) 人の内臓器の構造
・(29) 人の生態のあり方
・(34) 人の心のあり方

◉[社会科学・産業・総記]は本論において「今」知りたいことを示す知識分野として捉えている。この今知りたいことに関する要素を7つに区分して示す。自身の求める内容に近いと感じた項目から読んで欲しい。

・⇩42 環境に及ぼす”意図しない”影響
・⇩41 物資源をどのように利用するか
・⇩40 周囲の人や生物と関わりどのように生きるか
・⇩39 周囲の出来事をどのように知るか
・⇩38 周囲の出来事に対してどのように向き合うか
・⇩37 どのような行動をしようとするか
・⇩36 何をしたいと望むか


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